大事なのは話すことより「聴くこと」
セールスというと、話が流暢で説得力がある
といった「話すこと」が注目されますよね?
「どうしたら上手く話せるようになりますか?」
「売れる商品説明や話し方を教えてください」
と、良く聞かれます。
確かに、場の雰囲気を作ったり、
商品を魅力的に伝える為に「話すこと」は大事。
大事なので、セールストレーニング=話す練習
になりがちです。
そうすると、お客様の前に立った時、
練習してきたことを話さなければと思いますよね?
だから、一生懸命に話すのです。
でも主役はお客様ですよね?
お客様が聞きたいのは、本当にその話でしょうか?
お客様は何を求め、どんな希望を持っているのか、
どんな課題や悩み、不安を持っているのか、
それによって話す内容も、商品説明も変わるはずです。
つまり、一方的に話していると、
お客様の気持ちとズレが生まれているということ。
そして、そのズレに気付かずに進めてしまうから、
結果に繋がらないということなのです。
だから、トレーニングで注力するのは「聴くこと」。
お客様の心の奥底にある想いまで引き出すために、
とにかく「聴くこと」をトレーニングします。
これは、人材育成にも繋がることなんですよね。
上司は部下の話をどう「」のかがとても大事です。
「聴く力」がつくと、相手との関係性構築が
格段にスピードアップ&レベルアップします。
